斬れ!RZ250R 徹底インプレ
STAY HOME, STAY HATSUTOKOです。
ゴールデンウィークは外出自粛でやることが無さすぎて、1日3回シャワーを浴びたりしてました。
しずかちゃん?
(自粛)警察だ!が怖くてツーリングも行けずネタが無いので、今回はRZ250Rのインプレッションを書いていくゾ。
べ〜ん
RZ250Rとは
YAMAHAが1983年にRZ250の後継として発売した、2サイクルスポーツバイク。
しかし鉄フレーム&ビキニカウルというへなちょこ装備のRZRくんは、同年にアルミフレーム&フルカウルで発売されたスズキのRG250Γお兄さまに一瞬に時代遅れにされてしまったのだった。
今回紹介するのは、ビキニカウルが無くなってすっぽんぽんになり、更にブレーキや足回りの改良が加えられた1988年式の最終型。
デザイン
(カッコよさに)ブルっちゃうよ…
趣味の世界で、自分のバイクをカッコ悪いと思いながら乗っている人はいないと思うのでデザインの解説は割愛。
新車の価格は、こちら¥399,000となっております。
ダブルディスク・セパレートハンドル・丸目ライトという言葉だけでご飯3杯食べられる人向け。
ポジション&足つき
ポジション→結構な前傾 現代のSSとツアラーの中間ぐらい
足つき→良い!良い!(絶賛)
セパレートハンドルで80年代らしくタンクが前後に長いので、しっかりとした前傾姿勢で乗ることになる。
姿勢はキツイが、見ての通りカウルが無いバイクなので高速走行はこのポジションのおかげで風をモロに受けずにすむ。
足つきに関して、シート高は780㎜…普通だな!
が、車体が細いのでしっかり足が届く。
イメージは教習CB400と同じくらい。小生は2回立ちごけしました(もやしっ子)
エンジン・走行性能
45馬力/9500rpmのエンジンを136㎏の車体に積んでいるので、キレッキレ。
低速トルクもそこそこあるので乗りやすいけど、2ストの宿命で街乗りでダラダラ走っているとカブり気味になるので、高速道路に気持ちよくinしてください?
ただし30年以上の前のバイク。
直線勝負とかでもない限り、普通に現代のCBR250RRの方が速い(個人の感想です)
高速道路は100Km/hでちょうど6速6000回転、巡航は平和そのもの。
新東名の120キロ区間でも余裕で流れに乗れるのは頼もしい。
ただしフレームや足回りの設計が古く、へにょへにょなので無理し過ぎぬよう。
フロントフォークは現代の150㏄クラスより細いとか、恥ずかしくないのかよ?
2stに乗ってて燃費を気にするのは耐久レーサーぐらいだと思うけど、一応データも。
ツーリング→26.5km/L
街乗り→20〜23km/L
17ℓタンクで長距離も安心!
故障・信頼性
今まであった走行に支障が出るような不具合は
・オイル漏れ ・ヒューズが飛んだ ぐらいで、焼き付いたりだとか、ミッションがこわれる^~みたいな重大な故障はない。
ただ、メーター内が常に曇っているだとか、サスペンションにガタが来ている(部品も廃版)ぐらいの不具合は常にある。
30年も前の車両だしそれぐらい仕方ないね♂という寛大な兄貴向け。
最後に…
旧車の維持費問題は全人類共通の悩みだけど、
結局は「どこまで状態に拘るか」だと思う。
外装の傷1つなど完璧を追い求めると時間もお金も湯水のようにかかってしまうが、
「法律で決められた基準に適合し、安全に運行できる」ように修理をしながら乗る分には、現代のバイクと比べても、めちゃくちゃ維持費が増えるわけではない。
自分は旧車を買おうか迷ったときに毎回この言葉を思い出している。
「バイクも自分も今日が一番若い」と。