語れ!CG125 激走1000㎞インプレ
こんにちは、じょにです。
今日は私が2020年12月に購入した謎バイクCG125が、半年で走行距離1000㎞に到達したので記念にインプレッションを書いてみます。
昔の2ちゃん語でいうところの 記念カキコ(・∀・)age である。
納車時の姿
~解説~
CG125って何!?!?!?と思っていた時期が私にもありました。
CGの歴史を簡単に説明すると、
①40年以上にホンダが海外向けに作り(初代CG125)
②その後何十年もせっせと輸出し続けていたバイクが、
③デザインそのまま海外で作られるようになり、
④それを逆に日本に輸入した
という、超多国籍バイクである。
1977年モト・ライダーの記事より
国内のホンダが正規輸入しているわけではないので、ドリーム店に「CGくださいな」と突撃するのはやめよう。
インプレ
・デザイン
なんという昭和デザイン…
原付ですらLEDのご時世に、角目の電球(!)ライトにクソデカウインカー。
スポークホイールに前後ドラムブレーキ。現行の車種たちとの共通点はタイヤの数ぐらいである。
バブリー時代のさらに前、高度経済成長期からやってきたバイク。
マルゼンスキー姉御もびっくり。
・お値打ち度
なんと私が購入した時の新車車体価格は16万9千円!安いなんてもんじゃない。
以前中国製のクロスカブ110を2年ほど所有していた時は、その精度の低さに驚いた記憶があるが、CGは意外にも良い作りをしていて安っぽさもない。
調べてみると、同じ中国ホンダでもカブ110とは別の会社で作られているとのこと。
心配していた錆や劣化もほとんどなく、とっても満足です。
意外にも品質が高くてビビるわぁ!
・長距離適性
ギア比がローギアすぎるだろ!!
アジアやアフリカの過酷な地域で3人+牛1頭乗りでも耐えられるようなバイクである。
0から40km/hに加速する間にトップの5速までシフトアップするので、変速が忘年会シーズンの居酒屋バイト並みに忙しい(経験者)
→フロントスプロケットを交換し若干ゃ改善された模様。
これでもローすぎるので、リアスプロケも変えたいが、まったく情報がない…助けて!!
GIVI箱ぐらいなら余裕で載る
ギア比は酷評したが、積載に有利なフラットなシートとでっけぇ~キャリアで旅バイクとしての素質は◎
燃費は55km/L前後でタンク8Lぐらいあるので、300㎞ごとの給油でも余裕なのも良い。
頭のネジどころかナットや端子も外れまくった距離ガバ勢もニッコリ。
・スポーツ走行
サーキットや峠に走りに行くためにこのバイクを買う人はいないだろう。
令和にOHVの空冷単気筒である。ハッキリ言って遅い。
体感としてはクロスカブ110と同じぐらいの加速感・最高速で、下道をのんびり走るにはちょうどいい。
足回りは細いサスペンションに・前後ドラムブレーキで超貧弱。
バイクに速さを求めない上級者向け。
・カスタムパーツ
正規輸入でもないCG125のカスタムパーツなんて出るわけがない。
一部の強者は中国から個人輸入で調達しているらしい…ヤバすぎ。
ただし引くほどシンプルな作りなのでアイデアや加工次第で、なんとでもなるはずだ!やってみせろよ、マフテ(ry
私は他車種の流用をしまくって、CGをブロックタイヤ・スクランブラー風にカスタムしてみた。
ハンドル周りはヤマハ用、フロント周りはカワサキ用である。なかなか良いのでは?(自画自賛)
総評
いろいろ酷評してきたが、私自身このバイクをとても気に入っている。
実用車として使っても良し、トコトコツーリングしても良し、カスタムしても良しのギア付き125ccがこの値段で買えるのだ。
とてもいい買い物だと思う。
古式ゆかしきOHV125㏄エンジンを5速ミッションでぶんぶん回して駆け抜ければ、心は80年代へ飛んでいく。
みんなもCG125を買おう!(提案)
買って?(懇願)
買え(豹変)